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当日の具体的な行動については木村さんのレポートが詳しいので、感想です。
【女川】
今回は前回よりゆっくりできて色々なお話が伺えた点で自分は良かったと思う。前回もいたね、と顔も覚えてもらっていた！
集会所で住民の女性に「こうやってみんなで話しながら食べるのはおいしいねえ」としみじみ言われたのが心に残った。同じ敷地に住んでいても、皆で一緒に会って何かすることはまずないらしい。もともと同じ集落に住んでいて顔を見知ったここの人たちでさえそうなのだから、それぞれ違う地域から来た人が集まっている住宅はどうしているんだろう。
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| プランターの会（10月） |
ビタミン計画のことも話題になり、大勢の方の募金でお野菜をお配りしているんですよと説明すると、「偉いわねえ、私が逆の立場だったらそんなことできないわ」と言われて言葉に詰まってしまった。逆の立場だったら、私も家族や友人を失っていたかもしれない、それでどうやって生きていこうとしただろう、それが頭をよぎって・・・。そんなこと考えてくれなくていいんです、私たちは支えたいと思って勝手にやっているだけです、と言えればよかったかな・・・。
ビタミン計画では「現地の人の心に沿う支援」がキーワードのようになっていて、私はそれはとても大切にしたいと思っている。でも実際、どこまでそれが可能なのか、本当にそれができているかは見えないし誰にもわからない。でもなんでも100点満点を取れるものではないし、誰もが今まで経験したことのない状態なんだから、謙虚さを決してなくさないようにしつつやっていくしかない。と、ある意味開き直りの心境にもなった。
【小泉】
こちらは私は初めての訪問。前回住民の皆さんがやりたいと言っていたBBQを開催。
準備段階から女性の皆さんが寄ってたかってお手伝いしてくださる。
焼くのは主に男性。煮物や柿など差し入れもいただきつつ、テントの下で皆さんのお茶を飲みつつの話も盛り上がる。女川ではほとんど見かけなかった子どもたちの姿も結構見かける。
立地に恵まれているとは言えないが、住民の皆さんにはなかなか活気はあるのかなと思った。ただ屋外でのイベントは相当辛くなる。本格的に寒くなる前に早く集会所ができることを祈るのみ。
BBQの片付けをして解散後、あらためてお土産を配りに一軒一軒を回る。これをするとBBQに出てこなかった方たちにもお会いできるし、「さっきはどうもー」なんて声もかけてもらえる。
今回、一人暮らしと思われるおばあちゃん達何人かに「まあまあ、わざわざありがとう。あがってお茶でも飲んで行って」と言ってもらえた。なかなか外に出歩かない人にはこうやって突然の訪問者でも嬉しいと思ってもらえるのかもしれない。
次回は是非ゆっくり時間を取って、それこそプランターや野菜を口実に皆さんを訪問してお話を聞くためだけにでも来たいと思った。
女川と同じく、こちらのプランターにも緑の葉っぱがちらほら。次はどうするか、畑を借りたりする話も前回でていたようだけど、ちょっとそこを詰める時間は今回なかった。でもそれは慌てて決めなくてもいい。また何度も来るのだから、現地の皆さんの生活のカレンダーに合わせて新しいことをはじめればいいと思った。
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