2011年10月21日金曜日

【第27弾】お届け報告と【第28弾】女川・おちゃっこ隊

タミン計画を始めてから、多くのご縁に恵まれ、色々とお話を伺うことが多くなっております。先日は、宮城のとある地域で活動をされている方がこんな話をされていました。
「津波が来るまでは、この町がどこにあるか知らない人も多かったと思う。でも今は日本全国から沢山の人が来てくれる。これは、(町興しの)チャンスなんだ」
震災後、各地の支援団体は、程度の差こそあれ、ご当地広報の様な対外的な役割も担っている(担わされている)ように感じます。物資の配布や倒壊家屋の片付けなど、本来的な業務と平行して、地域の情報をブログ配信するなどの広報活動を続けていくのは、大変な負担に違いありません。しかし、被災地域の経済が域内で循環するまでには、まだまだ時間がかかります。それまでの間は、外部からの支援は不可欠です。如何に地域への固定的なサポーターを増やしていくか…。 今後、各支援団体の広報活動は、より重要度が増すのではないかと考えます。
下記に述べる【第27弾】でお手伝いさせて頂いたプロジェクトNext様。サイトを見ると、ホワイトボードを活用したお届け写真など、活動の可視化に大変気を使っていらっしゃる事が分かります。以下は、スタッフ・ブログから。印象に残った一節を引用させて頂きました。
わたしたちの支援活動は笑顔がモットーです。わたしたち支援させていただく立場の者に笑顔がなくては、被災地へ笑顔を運ぶことはできませんから。ときにはジョークあり、クイズ(?)ありの現場の声を届けさせてもらいます。
この声届け!」 ― 支援団体に限らず、被災地の方は、皆さん懸命に現地の今を発信しているはずです。被災地圏外の私達は、その思いが一方通行にならぬよう(できる範囲で)応えてゆくべきなのだと思います。

【第27弾】山田町・大船渡お届けへ完了
もう、一週間も前になってしまいましたが、13日に山田町大船渡市に配布頂きました。今回も打越先生から、当計画のFacebookお届けの写真とメッセージを頂いております。ぜひリンクをご覧下さい。「いいね!」を押して頂ければなお嬉しいです (^_^;)

【第28弾】女川・芋煮会


前回のブログで紹介した野菜プランターの会、初日の22日は、まず、@meguccioさん率いるおちゃっこ隊による芋煮会が行われます。上記は、そちらに使うお野菜の出荷写真です。(提供:岩手町道の駅・石神の丘様) こちらのブログをご覧頂くと分かりますが、この芋煮会は、住民の方が中心になって作ります。今までのように作られた料理を受け取るのではなく、より能動的に参加して欲しいという@meguccioさんの思いが込められています。

週末訪問する女川・桐ヶ崎地区気仙沼・小泉地区の仮設住宅では、避難所閉鎖に伴って急遽入居させられた方々の寄せ集めのようになっていたりと、まだあまり住民同士の交流が進んでいません。(だからこその企画ですが…) お天気も雨模様ということで、住民の皆さんが部屋から出てきてくれない可能性もあります。それでも、現地コーディネーターのマサさんを始め夫々が会の進行から道具の選定まで、細かな準備を進めてきました。仮に今回が不発に終わっても、また次! 諦めずにご支援を続けることで、何かが変わることを願います。


-----------◇---------◇---------◇-----------


本日は以上です。ビタミン計画では、引き続き賛同者さま大募集中です。ご協力どうぞ宜しくお願い致します。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
000【ビタミン計画】 発起人 飯塚めぐみ
000twitter; @nana4_chick
000Facebook; http://www.facebook.com/VitaminTohoku
000Emai; meg.ezuka@gmail.com
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------